団地の植生① ふたなりぎんなん
12号棟の前に銀杏の木がありますねぇ
秋になると実が沢山なって掃除の方を困らせますが、以前は拾って食べる方もいました。
ただこの銀杏は実が小さいので、この頃は拾う人もいなくなりました。
実はこの実が小さいのは「ふたなり」だからです。
成長するにつれて片方が落ちるので小さいのです。
片方が葉となった「お葉付きぎんなん」と共に「ふたなりぎんなん」は珍しいものです。
味は良いようですから食べてみてください。
ところでいつも思うのですが、イチョウとギンナン、随分名前が違うけれどどうしてかな。
ギンナンは種がアンズに似ているから、イチョウは葉の形である漢名の鴨脚を宋音でいった「イチヤォ」とか、すると種を云うときはギンナンでいいんだ。
(牛鳴)