この団地の樹木は大きく育って、当然ながら茂った枝は他の枝に光を渡らすために自ら枯らしてゆく。
枯れ枝はある日突然に落下するのだ。
実はずっと前、一人で写真撮影のために森の中を歩いていた時、いきなり脳天をガッツンとやられたことがある。
一瞬、何が起こったのがわからなかったが、気が付いて頭を触ってみた。
幸い血がにじんでいるだけだったが、ぞっとした経験がある。
枯れ枝が落ちてきて丁度頭に当たったのである。
わが団地も大きな樹が多くなった。
枯れ枝の落下も時々見かけるようになった。
団地の広場は昔のように子供たちの姿が見えない・・・・、いや、実はサッカー場や野球場で頻繁に子供たちを見かけるようになった。
しかし、どうやらこの団地の住人ではないらしい。
占有できないからサッカーをやっている近くには子供もあそんでいる。
その子供も団地の住人には見えない。
心配なのはもしもサッカーボールなどが当たって落下した枝などで怪我でもしたら、我が団地の住人ではないにしろ当団地の管理責任を問われることになりはしないか。
私有地なのだから入るなとは言わないにしても、一札とったほうが良いのではなかろうか。
そういえば、樹木ではないけれどたばこの吸殻入れが立っている。
団地の住人が使用することがあるかもしれないけれど、わざわざよそから煙草を吸いに来ているケースがあるようだ。
大樹とともにこちらも処分した方がよさそうだねぇ。
牛鳴